中国国際貨運航空、グラスゴー・プレストウィック発ウルムチ線を週2便開設
グラスゴー・プレストウィック空港が中国国際貨運航空とウルムチ天山国際空港を結ぶ直行貨物便を週2便で開設し、中国本土路線は週16便に拡大した。

グラスゴー・プレストウィック空港は9月13日、中国国際貨運航空とウルムチ天山国際空港を結ぶ直行貨物路線を開設した。運航は週2便で、同空港の中国本土向けネットワークは週16便に拡大する。スコットランド産サーモンや海産物、ウイスキーの輸出に新たな販路が生まれることになる。
同空港はすでに中国国際貨運航空の広州白雲国際空港、成都、上海浦東国際空港向け路線を抱えており、ウルムチ線はこれに追加される形となる。中国北西部への直行貿易レーンが整うことで、輸出事業者は中国内陸部へのアクセスを確保できる。
プレストウィック空港のジュール・マッテオーニ最高経営責任者(CEO)は「中国国際貨運航空がプレストウィック網にウルムチを加えたことは、短期間で大きく成長した提携関係における重要な一歩だ」と述べた。そのうえで「両社は緊密に連携し、航空会社がプレストウィックに何を求め、どこで運航の継続的な発展を支えられるかを把握してきた」と説明し、週2便の追加は「両チーム間に築かれた信頼の表れであり、スコットランドと中国の新たな地域を結ぶ直接の貿易ルートを生む」と語った。
中国北西部との新たな接続は、同空港の海産物輸出サービスを後押しする。今年上半期だけでスコットランド産サーモン178万キロを輸出しており、空港側はコールドチェーン能力の拡充を続けている。
アジア地区担当のコリン・ダイ氏は「ウルムチはスコットランドと英国の輸出事業者、とりわけサーモンや海産物、スコットランド産ウイスキーに新たな機会を開く。これらは速達性、信頼性、専門的な取り扱いが不可欠な分野だ」と指摘。「プレストウィックは航空会社のパートナーが安心して成長できる空港でありたい。中国国際貨運航空の継続的な投資は、航空会社、空港、そして定期輸送と接続性に依存するスコットランドと英国の企業にとって商業的に意味のある路線を、協力して開発することで何が達成できるかを示している」と述べた。
今回の新路線は、同空港が1年にわたって貨物取扱量を伸ばしてきた流れに沿うものだ。中国本土との定期便は週16便となり、貨物トン数は前年比で4倍に増加。空港は7年連続で黒字を計上している。