世界航空貨物運賃0.2%上昇、原油高の反映はこれから
TAC Indexによると、9月14日までの1週間で世界の航空貨物運賃は0.2%上昇し、前年比では20.2%高となった。原油・ジェット燃料高の影響はまだ運賃に反映されていない。

TAC Indexが発表した最新データによると、9月14日までの1週間で世界の航空貨物運賃は0.2%上昇した。前年同期比では20.2%高い水準にある。原油価格が1バレル100ドルを再び超え、ジェット燃料価格も前年比で100%以上上昇しているにもかかわらず、その影響はまだ世界の運賃に反映されていない。TAC Indexは、伝統的な繁忙期を迎える前に運賃が再び上昇圧力にさらされる可能性が高いと指摘した。
地域別では、フランクフルト発の運賃が前週比3.2%上昇した一方、ロンドン・ヒースロー発は9.1%下落、シカゴ発は15.1%急騰した。中国発の主要路線は前週比でほぼ横ばいだった。欧州向けはやや上昇し、米国向けはわずかに下落したが、トランスパシフィック路線は前年比で大幅に高い水準を維持している。
香港発のスポット運賃は前週比でほぼ変わらず、香港発全路線指数(BAI30)は0.2%上昇して前年比18.5%高となった。上海発(BAI80)は0.7%下落し、前年比では同じく18.5%高だった。ソウル発は全体でやや低下したが、スポット運賃はここ数日急上昇している。台湾発は欧州向けが下落し、米国向けが再上昇するなどまちまちの動きとなった。
東南アジアではバンコク発とベトナム発が前週比で広く上昇した。インド発は欧州向けがやや下落し、米国向けが上昇したが、いずれも前年比では大幅高となっている。欧州発は全体でやや下落し、大西洋横断の米国向けや中国、ブラジル、オーストラリア、UAE、南アフリカ向けも低下した。一方、インド、日本、メキシコ向けは上昇した。フランクフルト発路線指数(BAI20)は前週比3.2%上昇した。