MSC、極東発欧州向けFAK運賃を改定
MSCは極東発北欧・地中海・黒海向けのFAK運賃を10月19日から適用すると発表した。北欧向けは40フィートで4500ドル。

コンテナ船社のMSCは、極東発北欧、地中海、黒海向けの新たなFAK(品目無差別)運賃を公表した。適用は2026年10月19日からで、同年10月31日を超えない範囲で今後も継続する。対象は日本、韓国、東南アジアを含む極東全域の港を出発地とし、北欧、西地中海、アドリア海、東地中海、黒海などへ向かう貨物が対象となる。
主要航路の運賃はベースポート・ツー・ベースポートで、北欧向けが20フィート3150ドル、40フィートおよびハイキューブ4500ドル。西地中海とアドリア海向けが20フィート3750ドル、40フィート4500ドル、東地中海向けが20フィート3800ドル、40フィート4800ドル、黒海向けが20フィート3900ドル、40フィート5000ドルとなっている。
アルジェリア向けは20フィート5550ドル、40フィート6900ドル、リビア向けは20フィート5500ドル、40フィート6500ドル、チュニジア向けは20フィート5550ドル、40フィート6500ドル。モロッコはカサブランカ経由で20フィート4550ドル、40フィート5500ドルとしている。
運賃には海上運賃と各種サーチャージが含まれる。2026年10月分のグローバル燃油サーチャージはTEU当たり253ドル。排出規制海域(ECA)サーチャージは地中海と一部の北欧向けがTEU当たり15ドル、その他の北欧・バルト海向けが同52ドルとなっている。
このほか、カーボンリミテーションサーチャージがTEU当たり20ドル、カーボンレビューサーチャージが北欧向けで同88ドル、地中海向けで同128ドル。スエズ運河を経由するサービスには海賊リスクサーチャージがTEU当たり55ドル、スエズ運河サーチャージが同36ドル課される。
FAK運賃はIMO分類貨物や高価値商品には適用されない。ターミナルハンドリング料金やその他の諸費用が別途かかる場合がある。アウトポート経由の貨物には、輸送追加起終点チャージが適用される。